緩い坂を上がって行く、その手助けができれば本当に嬉しいです。坂を上がるたびに見える景色も違います。それを一緒に楽しみたいと思っています。

私達は、毎日日本語の中で暮らす外国人を応援したいと思い、ここに立っています。何かを教えようと腕を組んでいるわけではありません。

もこれが学ぶことと思っています。この「考える」ことをレッスンのなかでしなくてもいいのです。朝の電車の中で考えていただいて、レッスンで講師に伝える。これでもいいわけです。

講師が答えを教えるのは簡単です。皆さん忙しい中研修を受けているので、この方式は何だか時間ばかりかかりそうな気がしますよね？

この場面ではどんな日本語が望ましいか考える。それを口に出してみる。相手の反応を見る。通じていないかな？丁寧に言えなかったかな？どこを直せばいいのかな？とまた考えます。